ごみはどうやって「資源」になるの?

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原料から商品へ

マテリアルリサイクル

マテリアルリサイクルされることが決まったごみは、粉砕や溶解、圧縮などの過程を経て資源になります。
たとえば、プラスチックごみの場合は機械で粉砕し、「フレーク」と呼ばれる状態にします。
さらに「フレーク」を溶解したあとに押し出すと、「ペレット」と呼ばれる粒になって製品の材料になります。
「ペレット」はプラスチックの素として、卵のパックや繊維製品などに生まれ変わります。

古紙は水の中に入れて撹拌し、繊維状にして「古紙パルプ」と呼ばれる状態にします。
「古紙パルプ」には不純物が付着しているため、それらを取り除いて漂白する必要があります。
綺麗になった「古紙パルプ」は、トイレットペーパーや段ボールなどに再生されます。

このように、素材によってさまざまな方法を用いた末、やっと資源に戻せるのです。

ケミカルリサイクル

ケミカルリサイクルは、マテリアルリサイクルより複雑な工程を要します。
化学的に分解するには、多くのエネルギーが必要です。

プラスチックは、粉砕後にガス化プラントの中で合成ガスになり、さらにアンモニアプラントの中で炭酸ガスを取り出したあとに水素を取り出し、その水素と空気中の窒素を反応させて反応させてアンモニアとなります。
このアンモニアは燃料などに使われます。
かなり複雑なことがお分かりいただけると思います。

身近なものを挙げると、廃食用油がよくケミカルリサイクルに回されます。
水と油に分離した後、メタノール触媒反応によってバイオディーゼル燃料にしたり、他の原料と混ぜて塗料にしたりします。
苛性ソーダ等を加えて固め、石鹸にすることもあります。

このように、資源に戻すには手間がかかります。
リサイクルを進めると共に、ごみ自体を減らす取り組みについても考えたいものです。


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